◆ラブホの真実①「とにかく汚い、ホテルの備品」

ラブホテルの掃除には「本掃」と「追掃」の2パターンあるという。

ホテルの「本掃」とは、客室や共有スペースなどの清掃を、チェックアウトからチェックインまでの間に行うこと。本掃では、ベッドメイキングや掃除機がけ、拭き掃除、トイレや浴室の洗浄、備品やアメニティの交換や補充などを行う。本掃は、通常2人のスタッフで15分ほどかかる。

ホテルの「追掃」とは、本掃の後に、利用毎に行う清掃のこと。追掃では、ゴミの回収や分別、シーツやタオルの交換、備品やアメニティの補充などを行う。追掃は、一人で全部できる場合が多く、時間も短く済む。所要時間は1人で約10分、2人で約7分。

回転数を上げたいホテルでは、「追掃」をいかに短時間で行うかが、キモになってくるそうだ。そのため、追掃は適当に行われることも……。

これらの掃除は、どれも枕カバーを使って行われている。風呂場で特殊プレイがされて大きいものが残っている場合や、生理の血がべっとりとついている場合など、枕カバーで清掃が追いつかない場合、ベッドシーツが使われることもある。

◆備え付けのコップは「殺菌済み」ではない場合も…

洗面所のコップに「殺菌済み」という袋がかけられているのを見たことがあるはずだ。しかし本当に殺菌されているとは限らない。追掃ではコップに水気があれば、枕カバーでさっと拭くのみ。そして上に殺菌済みのカバーをかけるだけだ。

トイレ掃除も同じく枕カバーで行われる。もちろんこれらのリネンは、清掃後に洗濯される。しかし、風呂やトイレやコップを掃除した枕カバーに頭を置いて、行為をすることになるのだ。
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