https://jp.reuters.com/world/ukraine/DYR6W4AVNBMRPCOMJPQISUEELA-2024-02-15/
侵攻後初の米インタビューは不発 鋭い質問なく驚き=プーチン氏

[14日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は、米FOXニュースの看板アンカーだったタッカー・カールソン氏とのインタビューについて、鋭い質問がなかったことに驚いたと感想を述べた。
ウクライナ侵攻以降、初の米国ジャーナリストとのインタビューとして先週世界的に注目されたインタビューだったが、プーチン氏はロシアのテレビの聞き手に、カールソン氏にはもっと攻撃的に振舞って欲しかったとし、そうすればより辛らつに答える機会も与えられただろうと振り返った。
「正直なところ、カールソン氏は攻撃的な態度でいわゆる鋭い質問を投げてくると思っていた。同じように攻撃的に応じるためにも、そうしてほしかった」と語った。インタビューでの発言内容は、14日に放映された。
プーチン氏はカールソン氏に30分余りにわたって歴史について語ったが、予想よりも話を遮られなかったことに驚いたとし「率直に言って、このインタビューに満足できなかった」と述べた。