さとみ(31歳、仮名)は、学生時代から仲の良かった同い年のゆうこ(仮名)が30歳手前で結婚をし、31歳で出産をしたのを目の当たりにして、結婚を現実のものとして捉えるようになった。

ゆうこが結婚したのは同い年の男性だったので、自分も結婚するならなるべく年の近い男性がいいと思っていた。「友だちのような夫婦関係が理想です」と、入会面談で語っていた。

結婚相談所のサイトに登録をしたのだが、お申し込みをかけてくる同い年の男性の年収は、それほど高くない。年齢を上げてアラフォー男性ならば、1000万円超えの人からのお申し込みがかかってくる。

女性の年収が高ければいいが、年収が平均的もしくは平均よりも低いのであれば、高年収の男性との結婚を考える。そのときには年齢やそこに感じるジェネレーションギャップにも目をつむらなくてはいけないだろう。

そして最終的にさとみが選んだのは、同世代で年収も同等の男性との結婚だった。結婚して子どもを授かっても、仕事は続けていくという。

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