中国、台湾問題で譲らず 「独立不支持を示せ」―米中外相会談
2024年02月17日15時23分配信
 
 【ミュンヘン時事】ブリンケン米国務長官と中国の王毅共産党政治局員兼外相は16日、ミュンヘン安全保障会議が開かれているドイツ南部ミュンヘンで会談した。昨年11月の米中首脳会談を受けて双方とも激しい応酬は抑制したが、今年1月の台湾総統選で、中国が独立派と見なす民進党政権の継続が決まったことを受け、王氏は米国が支援を強化しないようくぎを刺した。


 「台湾は中国の領土の一部」「米側が本当に台湾海峡の安定を思うのならば、台湾独立を支持しないことを実際の行動で示すべきだ」。王氏は台湾海峡の安定を訴えるブリンケン氏に対し事実上、5月にスタートする民進党の頼清徳次期政権を支持しないよう迫った。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2024021700393&g=int