岸田総理大臣の偽画像などがSNSで相次いで広がっています。写真が合成されたものや、実際の映像を切り貼りして異なる文脈で使ったものもあり、専門家は生成AIなどで加工が簡単になっているため、政治に関するフェイクも増えているとして注意を呼びかけています。

2023年には岸田総理大臣が実際には発言していない内容を生成AIを使って発言したように見せた偽動画も出ており、情報源を確認するなどして、安易に拡散しないことが大事です。

「生成AIなど、技術の進歩によって誰でも簡単に画像や映像を加工できるようになっており、政治に関するフェイクも増えている。選挙に影響を及ぼし、社会の分断にもつながるため、民主主義の根幹に関わる大きな危険性をはらんでいる」と述べ、注意を呼びかけました。