https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/news/202302/578657.html

進行性陰茎扁平上皮癌に対する免疫チェックポイント阻害薬の抗腫瘍活性は限定的か

 局所進行性または転移性の陰茎扁平上皮癌に対する免疫チェックポイント阻害薬(ICI)の奏効率は13%で、抗腫瘍活性は限定的である可能性が示された。米国、欧州、アジアの24施設が参加した、Global Society of Rare Genitourinary Tumors(GSRGT)による国際研究における92症例の後方視的検討により明らかになったもので、2月16日から18日に米サンフランシスコで開催された2023 ASCO Genitourinary Cancers Symposium(ASCO GU 2023)で、米Dana-Farber Cancer InstituteのTalal El Zarif氏が発表した。なお、本研究に日本の施設は参加していない