大阪湾に迷い込み、衰弱が進んでいたクジラが動かなくなっていることがわかりました。死んだ可能性があり、19日に生死が確認されます。

 体長約12メートルのマッコウクジラとみられるクジラは、1月12日に神戸市の六甲アイランド周辺で目撃されて以降、大阪府の沿岸に移動し、堺泉北港内にとどまっています。

 民間の船から海上保安庁に「クジラが動いていない」との通報があり、18日午後5時ごろ、大阪港湾局が船からクジラの様子を確認したところ、動きが見られなかったということです。

 クジラがいる場所は水深が浅く、エサになるような生物がいないことから衰弱が進んでいました。

 19日午前中に専門家が現地で生死の判断をします。

 港湾局が最後にクジラが生きていたことを確認したのは、16日午後でした。

 大阪府などはクジラが死んだ時のことを想定し、処理方法の検討を進めていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/69f7f32310b50ad5e25f1925363e69a21c4fded1