和歌山県串本町と同県那智勝浦町を結ぶ八郎山トンネル(全長約710メートル)の県発注工事で、異例の事態が発生した。大規模な施工不良が判明し、県が設置した「八郎山トンネル技術検討委員会」の意見は「掘削以外の工事を全面的にやり直す」。全国的にも「前例がない」(県)というほぼ全面的な工事のやり直しが現在、行われており、開通予定は2年も延期された。なぜ前代未聞の施工不良は起こったのか。

https://www.sankei.com/article/20240219-XOUHD3AVIJIGVN3E5UAVHRKV7E/