SNSで1.5万投稿 【おじ靴】が今どきの若者たちにウケている理由

ファッションスタイルに、男性っぽくてちょっと外した要素をプラスできるシューズとして今注目を集めつつある「おじ靴」。言葉通り、中年以上の男性が履くようなどこか野暮(やぼ)ったさのあるデザインなのに、なぜ今若い世代に人気なのでしょうか。

「おじ靴」とは、その名の通り“おじさんっぽい”靴のこと。オックスフォードシューズやローファーなど、中年以上の男性がスーツやジャケットなどの装いで取り入れるような革靴のことを指します。

 おじ靴は「マニッシュシューズ」と呼ばれることもあり、もっと以前には「トラッド靴」などの呼び名でも注目されてきたアイテム。マニッシュ(男性っぽい)なムードを演出してくれるのが特徴で、「ドクターマーチン」や「ダイアナ」など若年層を中心に人気のシューズブランドからもおじ靴が数多く発売されています。

インスタグラム上には「#おじ靴」のハッシュタグが付いた投稿が1.5万件超。またファッションコーディネートアプリ「WEAR」で「#おじ靴」のタグを検索すると3400件以上、「#マニッシュシューズ」で検索すると5600件以上の男女のコーディネートがヒットします。

 ブラックやブラウンなどのベーシックカラーで細めのひもが付いたおじ靴は、コーディネートのポイントになる重厚感や高級感、それでいて日常使いしやすい履きやすさがポイント。昨今定番のカジュアル系ファッションに併せやすく、さらには厚底などの上品なたたずまいがフェミニンなスタイルにもマッチすると若者世代が増えているもよう。

 このように、女性だけでなく男性も取り入れている点や、かなり幅広いジャンルのスタイルに併せられているのが昨今ならではの特徴と言えそうです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2ce369a9f3cd203feb52b04c80c32a9a033c22dc

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