当時2歳以下だった乳児施設の女児にわいせつな行為をした上、撮影した画像をSNS(ネット交流サービス)に投稿したなどとして、埼玉県警少年課は19日、大阪府豊能町新光風台5、元施設職員、藤原凌被告(25)=強制わいせつ容疑などで逮捕、起訴=を同容疑などで再逮捕した。逮捕は3回目。押収されたスマートフォンからは20人以上の女児を撮影した画像や動画約1200点が見つかり、県警は関連を調べる。

再逮捕容疑は、2023年3月14日、勤務していた県内の乳児施設に入所する女児が13歳未満だと知りながら体を触るなどし、その行為をスマートフォンで撮影。その後、画像1枚をSNSの自身のアカウントに投稿したとしている。「やった、やらないは弁護士に相談して決めます」などと供述しているという。

同課によると、当時、乳児院職員だった藤原容疑者は夜間など勤務中に1人になったタイミングでわいせつな行為などに及んでいたとみられる。別の女児に対する強制性交等などの容疑でも逮捕されていた。【安達恒太郎】

https://mainichi.jp/articles/20240219/k00/00m/040/163000c