https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20231106/6080021039.html

りんご生産量日本一 青森 主力品種「ふじ」の収穫 最盛期

りんごの生産量が日本一の青森県で最も多く生産されている主力品種「ふじ」の収穫が最盛期を迎えています。

りんごの「ふじ」は青森県で最も多く生産され、生産量のおよそ半数を占めるりんごの主力品種で、このうち、実に袋をかけずに栽培した「ふじ」の収穫が、今月はじめから最盛期を迎えています。

弘前市内にある工藤貴久さんの農園では今月3日から、「ふじ」の収穫作業が始まっていて、工藤さんは3人の作業員とともに赤く色づいた実を手際よくかごに入れていました。

工藤さんによりますと、暑さの影響で3日ほど収穫が早まったものの、夏に雨が少なかったことなどから例年より甘く仕上がっているということです。

工藤さんは「ことしは気温がなかなか下がらなかったので、色づきは悪いですが、甘さと酸味のバランスがよいおいしいりんごができあがりました。皮ごとやりんごを輪切りにするスターカットなど様々な方法で食べてほしい」と話していました。

工藤さんの農園での「ふじ」の収穫は、今月中旬まで続くということです。