肉の中で張り詰めて張り詰めて、悲鳴をあげた筋肉たちが弾ける音であった。
このまま――
このまま、弾けるままに暴れられたら、どんなにか気持良いだろう――。
ぶちり
筋肉の弾ける音がした。
これ以上は、抑えることはできない。
「いえ、自分が――」
もう、だめだ。
「自分が行きますから――」
やっと言った。