能登半島地震の被災地・石川県を、天皇皇后両陛下が来月下旬、訪問する方向で宮内庁が調整していることが分かりました。

被害の大きかった珠洲市や輪島市、能登町などを中心に視察するほか、避難所では被災者らとの懇談も検討されています。

被災地に負担をかけないため、日帰りの日程で羽田空港から特別機で能登空港まで移動したあと、ヘリコプターで被害の大きい地域に足を運ばれる見通しです。

側近によりますと、両陛下は被災者を気遣われる一方、災害対応の妨げになってはならないと考えていて、復旧の状況を注視しながら調整を進めているということです。

訪問が実現すれば、令和以降、両陛下の被災地訪問は2019年12月に台風19号で大きな被害を受けた宮城県と福島県を訪れて以来2度目です。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1010227?display=1