実写映画版「NARUTO」監督が「シャン・チー」のデスティン・ダニエル・クレットンに決定

ハリウッド実写映画版「NARUTO-ナルト-」の監督・脚本担当が、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」を手がけたデスティン・ダニエル・クレットンに決定。アメリカ現地時間2月23日に、製作を担う映画会社ライオンズゲートが発表した。

岸本斉史のマンガ「NARUTO-ナルト-」は、忍の里である“木ノ葉隠れの里”で一番の忍者になるという夢を持つ少年・うずまきナルトを主人公にした物語。現在、60を超える国と地域で2億5000万部以上発行されている。実写映画化は2016年に明らかになっていた。

ハリウッド実写映画版では、アヴィ・アラド、アリ・アラド、エミー・ユーがアラド・プロダクションとして、ジェレミー・ラッチャムとともにプロデュースを担当。クレットンもジェユン・マンフォードとともに自身の会社Hisakoを通してプロデュースに参加する。

クレットンは「東京で岸本先生にお会いし、先生が創造された世界の広大なビジョンについてお聞きすることができたのは、本当に光栄なことでした」とコメント。

岸本は「デスティン監督就任の話を聞いたとき、彼の大作アクション映画をちょうど観ていた後だったので、『NARUTO-ナルト-』にピッタリの監督になるだろうと思いました。その後、彼の他作品を観賞して実直なヒューマンドラマを得意とする監督だと知ったとき、『NARUTO-ナルト-』の監督は彼以外にいないんじゃないかと確信をもつようになっていきました」と述べ「実際監督にお会いし、私の意見を受け入れてくれる柔軟な姿勢の監督でもあったので、互いに協力し合って制作に取り組んでいけると強く思いました」とつづっている。

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