立憲民主党の野田元総理大臣は、岸田総理大臣が2022年に7回の政治資金パーティーを開いたことについて「異常だ」と追及しましたが、岸田総理は、会合は勉強会であり問題ないとの認識を示しました。

【立憲民主党・野田元総理大臣】「なんで7回もやったのかです、7回も。内閣総理大臣ですよ。私はね、金欠です、いつも。だけど、総理大臣になったからといってパーティーをやろうとは思いませんでしたね。何ですかこれ、異常ですよ。」

野田元総理は、岸田総理が2022年に開いた7回のパーティー合計の売上が1億5510万円で、利益は1億3609万円にのぼると指摘し、「大規模パーティーの開催を自粛するという大臣規範を守っていない」と指摘しました。

それに対し、岸田総理は、「総理に就任後勉強会を続けてきた。大臣規範の『国民の疑念を招きかねない』ということにはあたらないと判断した次第だ」と述べました。

また、野田元総理は2022年6月に地元・広島で開かれた総理就任祝賀会についても「明らかに脱法パーティーだ」とし、「政治改革の先頭に立つ人が、抜け穴づくりの先頭に立つのか」と批判しました。

これについて岸田総理は「知事と地元の経済界・政財界が発起人となって開催された」と述べ、政治資金パーティーではないと強調しました。

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