https://mainichi.jp/articles/20240227/k00/00m/040/205000c

千葉大新学長の選出過程に反発が広がっている問題で、学生と卒業生の有志が選考を行った同大学長選考・監察会議に選考理由の説明を求める1万4280人の署名を提出した。

有志らは、学内投票の得票数が2位だった横手幸太郎・医学部付属病院長が新学長に選出された理由が明らかになっていないとして、新学長発表から3日後の1月28日から約1カ月間、インターネット上で署名を募った。
文理や学部を問わず学内や卒業生から賛同の署名が寄せられたという。
署名簿は27日付で同大教職員らの労働組合「千葉大学ユニオン」を通じて提出した。

 署名集めに関わった卒業生の山本恭輔さん(26)は「1カ月間でこれだけの署名が集まったことは一大学の問題としては異例。これまでの大学側のメッセージは説明をしない理由でしかない。直ちに適切な説明をしてほしい」と話している。