2024年2月、インドの航空会社エア・インディアが新たな機内安全ビデオを公開しました。これは要点では酸素マスクや救命胴衣の装着方法、機内での禁止事項などを説明しているものの、ほとんどの時間で出演者がインド舞踊を踊っているという個性的なモノです。

実は近年、こうした機内安全ビデオに強烈な個性を込める動きがあります。なぜその必要があるのでしょうか。

とくに“ぶっ飛んだ”機内安全ビデオを生み出してきたのが、ニュージーランド航空です。同社ではかつて、出演者全員を裸にし、制服などのボディペイントを施した状態で出演させるという伝説の機内安全ビデオを放映していました。

またこれだけではなく、冒険ものの映画のような構成となっている「壮大すぎる機内安全ビデオ」や、終始フィットネスをしながら安全説明をするビデオなども放映したこともあり、「おもしろ機内安全ビデオ」は同社のユニークな特徴のひとつとなっています。

このほか、イギリスのブリティッシュ・エアウェイズでは、有名人を起用したビデオを放映しています。過去には「ミスター・ビーン」でおなじみローワン・アトキンソン氏や、暴言レベルの辛口な話し方を特徴とする世界的シェフ、ゴードン・ラムゼイ氏などが起用されています。

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