台湾 金門島 中国海警局の船 禁止水域周辺を航行
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240303/k10014377691000.html
先月26日には、4隻の船が制限水域に入り、その内側にある禁止水域に沿うようにして航行していたほか、
7隻とは別の中国当局の船とみられる1隻が禁止水域の中を航行していました。

台湾の閣僚は、先月26日に中国当局の船5隻が禁止水域と制限水域を無許可で航行したことを明らかにしています。

事故のあと、中国海警局は金門島周辺の海域でパトロールを強化すると表明していて、船の識別番号から7隻のうち3隻は、
砲らしきものを搭載し、過去に沖縄県の尖閣諸島の沖合で日本の領海に侵入したことがある船とみられます。

中国と台湾関係が専門の拓殖大学海外事情研究所の門間理良 教授は「中国が台湾に圧力をかけ始めたとみるのが素直な見方だ。
台湾が金門島の周辺に設けた水域を否定し、中国の管轄だと主張するねらいがあるとみられる」と話しています。

その上で「中国海警局は沖縄県の尖閣諸島の周辺海域にも常時3隻から4隻の船を出していて、構図としてはまさに一緒だ。
南シナ海でもフィリピンやベトナムなどに圧力をかけており、東シナ海、台湾海峡、南シナ海で全面的に攻勢に出ている。
相手の主張をできるだけ無効化し、中国の海としたいと思っていることは間違いない」と指摘しています。
(以上抜粋。全文はソースで)