「子どもを持って、僕の人生のすべてはガラリと変わった。子どもたちと共に過ごす1分間は、どんな絵や写真、家、そしてレコードのヒットより価値があるということがわかったんだ。子どもを持つ前、僕らはただ生きて、お金を使っていた。ほかに熱意を注ぎ込むこともなかったからね」
ジョンの子煩悩ぶりはつとに有名だ。超が付く有名人でありながら、自ら子どもたちをディズニーランドに連れていったり、クリスマスにはそれぞれの名前が刺繍された大きな靴下を用意したりと、父親であることに心から歓びを感じている印象を受ける。しかし、有り余る富をただ闇雲に子どもたちに与えるつもりはないと話す。
「もちろん、息子たちにはしっかりした財政基盤を残してやりたい。でも、銀の匙を与えたくはないんだ。それは人生を台無しにしてしまう。いいかい、息子たちは驚くべき生活を送っている。普通の子どもじゃない。そこを取り繕うことはしないよ。
でも、見かけだけでも普通にするべきだし、お金への敬意や仕事への敬意も持つべきなんだ。彼らは家では雑用をしているよ。お皿を洗ったり、部屋を片づけたり、庭仕事の手伝いをしたりね。
そういうことがちゃんとできたら、自分たちのリストに小さな星を付けるんだ。こういうことをする必要性を彼らは理解しているし、楽しんでやっているよ」
ジョンは長年のパートナーであり、2014年に結婚したデヴィッド・ファーニッシュとの間にザッカリー(5)とイライジャ(3)という2人の息子を持つ。
2人はジョンとファーニッシュの双方が精子を提供し、同じ代理母によって生を受けた。どちらが生物学上の父親であるかは調べていないと、ザッカリー誕生時にジョンがコメントしている。
http://m.com/