PCに「ウイルス感染」警告画面、表示の連絡先に電話したら…山口市立施設で個人情報漏えいか
https://news.yahoo.co.jp/articles/c7e5bd3fbad630db9a48447b24f87fb35abed8a5
山口市は5日、市立施設「やまぐちサッカー交流広場」で開催されたイベント参加者120人分の個人情報が漏えいした恐れがあると発表した。現時点で被害は確認されていないという。

 発表によると、施設を運営する指定管理者の非常勤職員が2日午後8時頃、パソコンでインターネットを閲覧中、ウイルス感染を告げる警告画面が現れた。表示された連絡先に電話し、相手の指示に従ったところ、端末の操作ができなくなり、金銭を要求された。

 端末が接続されていた施設のサーバーには、昨年11月のイベント参加者の氏名や住所、電話番号が記録されていた。市は、サーバーが不正アクセスを受け、抜き取られた可能性があると判断。指定管理者を通じて対象者に経緯を報告し、謝罪した。ウイルス感染からの復旧費名目で金銭をだまし取る「サポート詐欺」の可能性があるとして、山口県警に被害の相談をしているという。