2月16日に公開された映画「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」(東宝)が大ヒットしている。興行収入はすでに50億円を突破しており、昨年のNо.1映画「THE FIRST SLAM DUNK」超えも視界に入っている。その裏には直前のアクシデントを乗り越えたスタッフの苦労があったという。

「ハイキュー!!」は漫画家の古舘春一氏によるバレーボールを通じて高校生の青春を描く人気漫画。2013年から放送されたアニメの続編という位置付けで映画化され、今作は2部作の1作目となる。

 興行通信社が4日に発表したデータによると、累計動員数359万人、興行収入51億円を突破した。公開から半月ほどしかたっていないにもかかわらず、2023年の映画興行収入ランキングに当てはめてもトップ5に肉薄する数字をたたき出している。

 まだまだ勢いは衰えておらず、ファンの間では昨年興行収入1位だった「THE FIRST SLAM DUNK」超えにも期待がかかっている。

「『スラダン』は22年12月から23年8月までロングランヒットとなり、昨年の興行収入は約158億円という数字でトップになりました。実は公開から10日間の〝初速〟では『ハイキュー!!』が10億円ほど上回っています。ファンの多い『ハイキュー!!』であれば『スラダン』同様にロングランヒットとなるでしょうし、記録越えも十分に狙えるでしょう」(映画関係者)

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