【カイロ=西田道成】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は8日、トルコのイスタンブールを訪問し、同国のタイップ・エルドアン大統領と会談した。トルコ大統領府の発表によると、エルドアン氏は共同記者会見で「ロシアも参加する『平和サミット』を開く用意がある」と仲介役に意欲をみせた。
 ゼレンスキー氏は1月、各国の首脳級が戦争終結の道筋を協議する「グローバル平和サミット」をスイスで開くことが決まったと表明している。このサミットの後、エルドアン氏は別途開催を想定しているが、実現のハードルは高そうだ。
 ロイター通信によると、ゼレンスキー氏は会見で、スイスで開催予定のサミットにロシアは出席しないと述べ、「全てを破壊し、殺す人々をなぜ招待できるのか」と強い不信感を示した。

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