県内でスーパーを運営する複数の会社によると、県内では最近、飲料水や非常食などの需要が増えている。

 スーパー大手のイオンリテール(千葉市)によると、地震が相次いだ2月下旬~3月上旬、県内42店舗の売上高は、飲料水が前年同期の1・3倍、非常食は1・8倍に増えた。

 「水を箱で買う人やカップ麺などの非常食を求める人が顕著に増えている」と話すのは、食品スーパー「せんどう」(市原市)の担当者。
「東日本大震災の節目が近づいていることもあってか、防災意識が高まっている」と推察する。