ローマ教皇、ウクライナに「白旗揚げる勇気必要」と発言…バチカン「降伏ではなく停戦示す」と釈明

インタビューは2月に収録され、今月20日に放送予定の内容の一部が公開された。教皇はウクライナについて「最も強いのは、状況を見つめ、
国民のことを考え、『白旗』を掲げる勇気を持って交渉する人だと思う」と指摘し、「敗北し、物事がうまくいっていないと分かったら、交渉する勇気を持たなくてはならない」と提唱した。

 バチカンの報道官は9日、読売新聞の取材に対し、教皇の「白旗」発言は質問者の言葉から拾ったもので、「敵対行為を停止し、交渉する勇気を持ってたどり着いた停戦を示す。降伏ではない」と説明した。

https://www.yomiuri.co.jp/world/20240310-OYT1T50042/