3月12日夜から13日早朝までの間に静岡市駿河区にある長田西中学校に何者かが侵入し、消火栓を使って放水される事件がありました。

13日午前6時半頃、静岡市立長田西中学校の関係者から「校舎内が水浸しになっている」と警察に通報がありました。

被害にあったのは南校舎で、2階と4階の廊下に設置された消火栓を使って放水されていて、学校関係者が発見した際には水が出しっぱなしの状態だったということです。

これにより天井が落下する危険性があるため、学校側は13日の授業について3年生と特別支援学級の生徒を通常とは別の場所で活動させる対応を余儀なくされました。

警察によりますと、12日夕方に職員が校内の見回りをした際に異常はなかったことから、最後の職員が退勤した午後9時50分頃から13日に最初の職員が出勤した午前5時50分頃までの間に何者かが侵入したと見られています。

ただ、校舎内ではカギが開いている場所や壊されている場所はなく、警察は侵入経路などを調べています。

https://www.fnn.jp/articles/-/670490