米国のマンション、巨大化・高層化進む事情
建設費などのコスト上昇を背景に、開発業者は利益確保のため1棟当たりの総戸数を増やす傾向にある

 米国では市場に出回る新築賃貸マンションの戸数が増えており、1980年代以来の規模に達している。巨大なマンションの建築が進んでいることが主な要因だ。

 マンション開発業者は、1棟当たりの総戸数が多い高層ビルを建築している。地方自治体の間で土地利用に関する「ゾーニング(用途地域)」規制を緩和する動きがあることや、機関投資家が比較的小規模の都市に目を向けていることなどが物件の巨大化を後押ししている。

https://jp.wsj.com/articles/americas-apartment-buildings-are-getting-bigger-and-taller-2ed0e3b0