長年農家を悩ませてきたジャンボタニシ。“南米の悪魔”とも呼ばれる外来生物を巡り、国政政党の党員がSNSに投稿した内容が物議を醸しています。

■批判殺到…ジャンボタニシで除草?
伊藤園芸米耕房 伊藤駿取締役(33)
「もうちょっとしたらどんどん(ジャンボタニシが)出てくるのかなぁ」

 こう心配するのは、千葉県で米をつくる伊藤さんです。今、このジャンボタニシを巡り、ネット上で物議を醸す事態となっています。

参政党の党員とみられる人物のSNSから
「生きている除草剤を撒く…!?」
「ジャンボタニシさんありがとう!」

 国会議員一人を擁する国政政党・参政党の奈良県支部や党員とみられる人物による投稿です。他にも…。

参政党・奈良支部のSNSから
「ジャンボタニシ君の協力を得て、今後草抜きなしでいけるかな~~~」

 投稿には「ジャンボタニシ除草」という言葉が。

 農家の悩みの一つは雑草の手入れ。まるでジャンボタニシが雑草を食べることを“農法”として推奨するかのような内容が投稿されています。しかし…。

SNSから
「ジャンボタニシ農法なんてありえない」
「田んぼだとしたら自爆行為すぎる」

 批判が殺到したため、参政党はすぐに対応に乗り出しました。

参政党
「誤解を招く可能性のある発信を行った支部や党員には、発信内容を訂正し、今後はそのような発信を控えるよう指導しました」

(後略)

https://news.yahoo.co.jp/articles/6eb49182d263aa0480e1289c678cd577e4501000