亡くなる数週間前には、ストレスによる胃の不調のため、体重が20kgも落ちていたとの記録がある。繰り返し痛みを訴えたにもかかわらず、彼女は治療を受けられなかった。

ウィシュマさんは医師の診察を受けるための申請書を何度も書き、入管施設からの「仮放免」を求めた。死の間際に書かれた申請書の筆跡は、ほとんど解読不能なほどに乱れていた。

https://www.amnesty.or.jp/news/2024/0311_10278.html