中学英語「難しくなりすぎ」の実態 苦手の子増え、学力差が拡大か

 「Can you cook curry?」(カレーを作れますか)

 東京都渋谷区の区立笹塚中学校で昨年5月にあった1年生の英語の授業。15人の生徒たちが「can」を使った会話の練習をしていた。

 「can」は以前は中1の終わりに習っていたが、入学間もない時期に扱うように。高校で習っていた仮定法や現在完了進行形を中学で教えるなど、文法の学習事項が前倒しになっている。

 長沢理世教諭は英語の新指導要領について「内容が濃く、レベルが以前より上がった」と指摘。「家庭学習も頑張ってもらわないと、授業のみでは限界もある」と話す。

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