日本肝臓学会が定期的に実施している「「肝硬変の成因別実態調査」の最新結果が報告された。2017年までの調査を総合した結果によれば、C型肝炎ウイルス(HCV)48.2%、アルコール19.9%、B型肝炎ウイルス(HBV)11.5%がトップ3だったが、2018年~2021年はアルコールが28.8%、HCVが27.1%、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)12.7%となり、速報値の段階ではあるものの、成因に大きな変化が起きていることが分かった。2023年6月15日から奈良市で開催された第59回日本肝臓学会総会で発表された。