弁護士の八代英輝氏(59)が21日、コメンテーターを務めるTBS系「ひるおび」(月~金曜前10・25)に出演。米メディアに巨額賭博を報じられ、米大リーグ、ドジャースから契約解除された大谷翔平投手(29)の通訳、の水原一平氏(39)の逮捕の可能性について言及した。

20日(日本時間21日)のロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)によると水原氏は違法賭博による借金を支払うため、大谷の数百万ドル(数億円)の資金を私的に流用したとして、大谷の代理人弁護士から告発されたという。

連邦捜査局が南カリフォルニア州のブックメーカー、マッシュー・ボイヤー氏の違法賭博を捜査していたところ、大谷の名前が浮上。メディアからの問い合わせもあり、大谷の代理人弁護士が詳細を調べたところ、大谷はあくまでも被害者であり、水原氏の関与が明らかになったという。

ドジャースが本拠地を置くカリフォルニア州では、スポーツ賭博は違法とされているため水原氏の逮捕の可能性を聞かれた八代氏は「カリフォルニア州はスポーツベッティングがもちろん違法なので、取り調べの結果、 悪質であれば逮捕ということも十分あるわけです。大谷さんとの間で、もしお金の窃盗なり横領なりといったものが実際関係としてあるんだとしたら、そこも捜査の対象になっていると思います」と解説した。
https://www.sanspo.com/article/20240321-64S5UYDOYVDZ5MF3SG6MDZSBJ4/