北海道の新千歳空港を運営する北海道エアポートによると、21日午後5時ごろ、管制塔から滑走路付近にシカが侵入したとの連絡があった。同社によるとシカは3頭確認でき、同日午後9時現在も滑走路付近にいるとして、滑走路2本のうち1本を閉鎖して離着陸を続けている。航空機の運航にほぼ遅れは生じていないという。

 侵入経路は不明だが、シカの侵入は2年に1回ほどあり、積雪で足場ができた場所から柵を越えて入った可能性などがあるという。シカを興奮させないよう慎重に対応する。

https://mainichi.jp/articles/20240321/k00/00m/040/386000c