【03月22日 KOREA WAVE】日本で17年ぶりに基準金利が引き上げられ、韓国の輸出と証券市場にも好材料となりそうだ。ただし、金利引き上げの影響は、韓国銀行の今後の通貨政策決定には限定的だとの見方もある。

日本銀行(日銀、BOJ)は19日、金融政策決定会議でマイナス0.1%だった基準金利を0~0.1%に引き上げた。2016年1月に導入された大規模金融緩和政策の柱であるマイナス金利が解除された。日銀の利上げは2007年2月以来、約17年ぶりだった。

専門家らは、日本の金利引き上げが円高につながり、韓国の輸出に好影響があるとしている。メリッツ証券のイム・ジェヒョク研究員は「日銀の政策正常化は、明らかな円切り上げの要因になる」と分析する。「ドル・円為替レートと最も相関関係が高い要因は、日米内外金利差だが、今回の正常化によって日本国債金利が上昇(金利差縮小)することも影響する」と話す。

円高は日本の輸出企業にとっては負担になる。円が高くなりウォンが相対的に安くなれば、韓国企業の価格競争力を押し上げることになる。

以下ソース
https://www.afpbb.com/articles/-/3511173?act=all