https://mainichi.jp/articles/20240322/k00/00m/040/321000c

埼玉県吉川市は、市立保育園で2~5歳の園児らのこめかみに拳を押し当てて回す「ぐりぐり」と呼ばれる行為をするなど、不適切な保育を行ったとして、いずれも女性保育士で、50代のこども福祉部・副主査を減給10分の1(3カ月)、50代と60代の契約職員2人を戒告処分にしたと発表した。

管理監督責任を問い、保育園の所長2人と市担当課長を訓告や文書注意にした。

副主査は2018年と21年度に特定の園児1人に「ぐりぐり」をしたり、急に走り出し別の子にぶつかりそうになった複数の園児の頭をたたいたりした。けがはなかったという。23年に副主査の事例が判明し、市が保護者への説明や調査を続けていた。【武田良敬】