プーチン氏は事件の実行犯について「テロリスト、殺人者、人間ではない者たちに待っているのは報復と忘却だけだ。彼らに未来はない」と強い言葉で非難。「暫定的な情報」としつつ、「ウクライナ側から(実行者が)国境を越えるための『窓』が用意されていた」と語った。

 プーチン氏はまた、事件の容疑者を第2次世界大戦時の「ナチス」になぞらえ、「冷酷に、意図的に、我々の市民や子供たちを至近距離から撃ち殺そうとした」と批判した。ロシアはウクライナ侵攻の目的の一つに「非ナチ化」を掲げており、侵攻が長期化するなかで、国民の団結を促す狙いがあるとみられる。

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