新マイナカード26年にも導入=性別記載なし、生年月日は西暦―呼称変更も検討・政府
2024年3月24日 21時50分 時事通信社

 政府は、マイナンバーカードが2026年以降に更新時期を迎えるのに合わせ、券面デザインを一新する方針だ。

 性別表記を削除し、生年月日は元号から西暦に変更。氏名には振り仮名を付け、ローマ字も併記する。一方、個人番号を使わない活用法もあることから、「マイナンバー」を含まない新たな呼称への変更を検討する。

 マイナカードは16年に交付が始まり、有効期間は10年。カードの切り替えが必要になるのを機に、政府は新カードの導入を目指す。新カードでは、性的少数者に配慮する観点から性別表記を削除。性別情報はカード内のICチップに記録し、国が開発するアプリで読み取れるようにする。政府はこうした内容を盛り込んだ関連法改正案を国会に提出しており、今国会での成立を目指す。

https://news.livedoor.com/article/detail/26101003/