中国恒大が米破産法申請を撤回 香港の清算命令で状況変化が理由:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/sp/articles/ASS3S73DNS3SULFA005.html

 経営危機にある中国不動産大手の中国恒大集団は24日、昨年8月に米国の裁判所に連邦破産法15条の適用を求めた申請を撤回すると発表した。今年1月の香港での清算命令で管財人が手続きを進めるなどしたことで、申請時の債務再編計画を想定通りに進められなくなったことが理由としている。

 海外の債権者と債務再編に向けた協議を進めていた恒大は昨年8月、破産法適用を申請した。海外債務の再編計画を米国の裁判所に承認してもらうことで、債権者側に資産を差し押さえられないようにする狙いがあったとみられる。

 ところが、香港高等法院(高…

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