2024.03.25 07:00  週刊ポスト

2023年シーズン、「大谷のサインボール」を巡ってある騒動が起きていた。エンゼルスファンの間で、「水原通訳が大谷のサインボールを“私物化”している」という疑惑が持ち上がったのだ。ファンの一人が語る。

「大谷選手はファンが多く一人一人に対応するとキリがないので、基本的にサインボールなどはもらえません。そんななか日本からエンゼルスタジアムに通っている女性が、個人的に水原通訳とやりとりをして、サインボールをもらっていたと騒動になったんです」

 そのシーンを捉えた動画がある。動画ではスタジアムの屋外で普段、大谷と水原氏が移動する際に乗っているカートが彼女に近づき、運転手からボールを手渡されている。彼女は他のファンの前でボールを誇らしげに掲げており、ボールには大谷のサインが17番の背番号とともに記されていた。

「ただでさえ大谷はサインボールが少ないのに、背番号付きとなるとプレミア品です。彼女はロスに住む一平さんの父親に近づいたそうです。

 父親と連絡先を交換して一緒に野球観戦に行くようになり、その人脈を活かして一平さんとも親しくなった。一平さんの誕生日(12月31日)である『31』の背番号入りのオリジナルユニフォームを作成してプレゼントし、その“見返り”として大谷のサイン入りボールを手に入れたようです」(同前)



 だが、水原氏が大谷に極めて近い存在で“特別な頼みごと”ができる関係であることは、今回の件からも見て取れる。

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https://www.news-postseven.com/archives/20240325_1950689.html?DETAIL