1975年4月、農林省(現農林水産省)が、アメリカから輸入されたグレープフルーツ、レモン、オレンジの検査を行ったところ、グレープフルーツからOPPが検出されました。 そこで、厚生省(現厚生労働省)は輸入した業者に対して、違反している柑橘類を廃棄するよう命じました。それらは海に捨てられましたが、アメリカ国内では、この措置に対して怒りの声が沸き上がりました。

アメリカの圧力で、輸入オレンジやグレープフルーツの危険な農薬の検出後、
厚労省が食品添加物として次々認可した。