“頂き女子りりちゃん”懲役13年求刑は男尊女卑?ドキュメンタリー『Tinder詐欺師』から「男女での罰の重さの違い」を考える

男性の恋愛感情を利用して詐欺を働き、約1億5000万円を騙し取ったとされる自称「頂き女子りりちゃん」こと渡邊真衣被告(25)。
3月15日の初公判で検察は、懲役13年、罰金1200万円を求刑しました。これに対し、XをはじめとするSNSでは「男性の性犯罪に対して女性が男性を騙したときの罰が重すぎる」という論調があります。

例えばつい最近判決が出た事件でいうと、2022〜23年にかけてフルーツ狩りを口実に女児3人を自宅敷地内に誘い込み、わいせつ行為をした76歳の男性は懲役2年の実刑。
もちろんりりちゃんが犯した罪とは性質が違いますし、比べられない部分もあるのは承知の上で。
自分で判断する能力があり、おそらく下心もあった成人男性を騙すのと、子どもを騙して、恐らく生涯消えないであろう恐怖と屈辱感をも植え付ける性犯罪と。後者の方が、日本ではあまりにも罰が軽すぎる印象は否めません。


https://mi-mollet.com/articles/-/47830