世界最大規模のレタス工場で出荷式

◆静岡・袋井市で、1日10トン生産

 中部電力など3社が出資する静岡県袋井市の植物工場で1日、出荷式が開かれた。
世界最大規模となる1日当たり10トンのレタスを生産できる完全人工光型の自動化植物工場。
1月から生産を開始して2月25日に初出荷し、8月頃のフル稼働を予定している。
出荷式には袋井市の大場規之市長ら地元関係者も出席し、
次世代型農業生産システムを導入した工場の安定稼働に期待を寄せた。

 中部電力と不動産子会社の日本エスコン、
植物工場を手掛けるスプレッド(京都市、稲田信二社長)は
2021年に合同会社「TSUNAGU Community Farm(ツナグコミュニティファーム)」を設立。
約3年をかけて植物工場「テクノファーム袋井」を完成させた。

https://www.denkishimbun.com/sp/361316