「家族というか、友達みたいな関係です」。選抜高校野球大会で22日に登場した作新学院(栃木)のスタンドで、躍動する選手を見つめ、親しみを込めて語るのはOB・守谷拓海さんの妻・真由子さん(25)。
拓海さんの母・有希子さんが遠方出身の主力選手を支援しようと、自宅を改築して約2年前に開いた下宿寮「翔光園(しょうこうえん)」で、主にご飯を作って選手を下支えしている。

 「高校野球が大好き」。医療事務の仕事を辞めて昨年4月から、1食で3合も食べる部員11人のため、栄養バランス、彩りを考えたメニューを毎日作り続けている。年も大きく離れていないため、野球以外の学校の話や恋愛話をするほど仲が良いという。

 この日は三塁側アルプスで作新学院のタオルを羽織って応援。「ヒットを打つだけで泣きそうになる」という真由子さんは、六回に柳沼翔選手が適時打を放つなど、好プレーを次々と披露する寮生たちにひときわ大きな声援と拍手を送っていた。
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