岸田首相は1日の参院決算委員会で、自民党議員から新しく社会人になる人たちへのメッセージを求められ、「新しく社会人として人生をスタートされる皆さんに心からお慶びを申し上げます。私が社会人としてのキャリアをスタートしたのは、40年以上前のことだ。当時、私は銀行員として社会人のキャリアをスタートしたが、ずいぶん多くの失敗もした。また仕事において修羅場と言っていいような場面にも数々出会った。しかしそれらはすべて、今の私にとって血肉になっていると思います」と述べた。

さらに「上司、先輩、また同僚の皆さんと仕事以外の様々な思い出も残っています。これらも今の私を支えてくれている。私は人生において無駄なものは何もないと信じています。どんな苦難であっても、必ずやそれぞれの人生において意味があると信じています。ぜひ新しく社会人をスタートされる方々にも、そのように信じて、それぞれの新しい人生、一歩一歩前を向いて進んでいただければと願っています」とエールを送った。

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