モスクワ銃乱射テロ事件 イランがロシアにテロ情報を事前に伝達か 在ロシア米大使「提供情報の有用性歪めた」と批判

4/2(火) 2:23配信

TBS NEWS DIG Powered by JNN

144人が死亡したロシアの首都モスクワ郊外の銃乱射テロ事件で、イランが事件前にロシアに対し、テロ攻撃の可能性があることを伝えていたとロイター通信が報じました。

ロイター通信は1日、複数の情報筋の話として、銃乱射テロ事件の数日前にイランがロシアに対し大規模なテロ攻撃の可能性があると伝えていたと報じました。

イランで今年1月、およそ90人が死亡した自爆テロ事件にからみ逮捕された容疑者から得た情報だということです。

イランの自爆テロ事件と今回の銃乱射テロ事件は、いずれも過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出しています。

容疑者から得た情報には、グループの何人かのメンバーがすでにロシアに渡航していたことなどが含まれていましたが、テロ攻撃の時期や具体的な標的などの詳細は欠けていたということです。

報道を受け、ペスコフ大統領報道官は1日、「私は何も知らない」と述べるにとどめています。



https://news.yahoo.co.jp/articles/fea922d4fbd2fd6968fd30f734c7021742ad7c9f