ドイツで嗜好用の大麻が合法化されました。ヨーロッパで3カ国目となります。

 ドイツで1日、18歳以上の成人が嗜好品としての大麻を公共の場で25グラム、自宅で50グラムまで所持したり、3株まで栽培することを認める法律が施行されました。

 日付が変わる瞬間には、ベルリン中心部にある観光名所、ブランデンブルク門の前に大麻合法化を歓迎する人々が集まり、施行された直後に早速吸引しました。

 大麻の流通を管理することで闇市場での粗悪品の取引や未成年者の使用を防ぐ狙いだとしています。

 一方で、一部の専門家は大麻吸引が脳に幻覚や記憶障害などの悪影響を与える可能性を指摘しています。

 嗜好品大麻の合法化は、ヨーロッパではマルタ(2021年)、ルクセンブルク(2023年)に次いで3カ国目で、アメリカの一部の州やカナダなどでも認められています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b367de89c11875758e08fb3fda5631ddbfb34615