LGBT検定、3万9800円は高すぎる? 主催者「安すぎるとかえってセクシュアルマイノリティー理解の価値を落とす」とコメント

協会ホームページによると、検定初級は「『セクシュアルマイノリティの様々な事例や意見はあるが、”答えが出ないことが答えである”』という多様性を伝えられる内容」で、LGBTの基本的な名称や用語、これまでの歴史や日本での現状、サポートをする上での注意点について、ケースを通して学ぶという。

2時間の講座を3回受け、確認テストに合格した人には修了証書とバッジが渡される。初級を修了するためにかかる費用は3万9800円(税込4万2984円)と安くはない。

同協会の代表理事はキャリコネニュースの取材に対し、検定料は「講師料だけはなく、テキスト代や場所代などの費用もここに当てはまり、単純にテストを受けてもらう為の金額ではありません」と説明する。他団体のLGBTの理解を促す研修の中には30万円以上するものもあると引き合いに出し、

「無料や安価すぎる価格はかえってセクシュアルマイノリティーの理解の価値を落としてしまうことを危惧して、個人事業主の方でも受けられるような個人単位の価格設定をしたつもりです」

とも語った。

https://news.careerconnection.jp/career/general/39230/