富山県は3日、県内の人口減少に歯止めをかけるための対策本部を設置すると発表した。4月1日時点の推計人口が100万人を下回る見通しとなり社会減少や自然減少対策に加え、外国人の受け入れなどの施策を整え推進していく。

「富山県人口未来構想本部」の名称で県職員を中心に構成し、22日に第1回会議を開く。若年層や女性の県外流出が深刻となっており、職場づくりや子育て支援など効果的な対策について議論する。3日記者会見した新田八朗知事は「外国人の受け入れも議論を始める時期になった」と語り、多様な人の活躍に期待を示した。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC037LZ0T00C24A4000000/