「AV出演被害防止・救済法案」の採決にあたって
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik22/2022-05-26/2022052601_04_0.html
党ジェンダー平等委員会責任者 倉林明子

「アイドルになれるとスカウトされ、行ってみるとAV撮影だった」「生活に困窮しAV出演で収入を得なければならなかった」など、被害の実態はさまざまです。法案に定める契約の規制や救済の手段を広く周知・啓発するとともに、法案に盛り込まれた相談体制の整備を運動とも連携して進め、AV出演による被害を少しでも減らすことが緊急の課題です。

 同時に、対価を払って実際に性交させることは個人の尊厳を傷つけるものであり、こうしたAV撮影は禁止されるべきです。実際の性交を伴うAVについて正面から規制する法整備を進めることが緊急に求められます。

 AV被害の当事者や支援団体などが告発してきた実態や声を踏まえ、あらゆる性的搾取をなくすため、引き続き力をつくします。