ねぎは犬には毒性が極めて高いが人間に毒ではないように
マウス実験では顕著な毒性が確認できるが人間に毒かはまだわかっていない、ということ?
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024040300718&g=soc
小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」配合サプリメントを巡り、摂取との関連が疑われる死亡者は3日までに5人確認され、国が原因究明を進めている。サプリからは青カビ由来の天然化合物「プベルル酸」が確認されたが、腎臓を含めた人体への影響は明らかになっていない。原因物質の可能性もある一方、動物実験などを含めた調査には数カ月を要するとの見方もある。
厚生労働省などによると、プベルル酸は1930年代に発見された。抗生物質としての特徴があるものの、毒性は非常に強い。抗マラリア薬の研究を進める北里大のチームが2017年、マウスに一定量を皮下注射したところ、3日目までに5匹中4匹が死んだと論文で報告した。
食の安全に詳しい唐木英明東京大名誉教授(薬理学・毒性学)は、プベルル酸の研究は極めて少なく、人体への影響も現時点では不明だと指摘。