「海外出稼ぎ」と称した求人サイトを開設し、アメリカでの売春を違法にあっせんしたとしてデートクラブ運営会社の社長ら4人が職業安定法違反の疑いで逮捕されました。
売春目的で海外に渡航した女性が客から暴行されるケースが相次いでいるとして、警視庁が注意を呼びかけています。

逮捕されたのは、デートクラブ運営会社の社長で東京・品川区に住む臼井良夫容疑者(53)と、この会社の経理担当役員で東京・府中市に住む大原洋介容疑者(43)ら4人です。
警視庁によりますと、「海外出稼ぎ」などと称した求人サイトを開設し、去年3月から翌月にかけて、応募してきた20代と30代の女性2人をアメリカの売春組織に紹介して売春をあっせんしたとして職業安定法違反の疑いがもたれています。
社長と役員はいずれも容疑を認めているということです。
令和3年6月ごろにサイトを開設し、これまでに200人以上の女性をアメリカやオーストラリア、それにカナダなどの売春組織に紹介していたとみられています。
去年、日本人女性がサイトを通じて売春目的で渡航しようとした疑いがあるという情報がアメリカの捜査当局から寄せられ、警視庁が捜査していました。
売春目的で海外に渡航した女性が、現地の捜査当局の調べを受けたり客から暴行や脅迫を受けたりするケースが相次いでいるとして、警視庁が注意を呼びかけています。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240404/1000103545.html


>売春目的で海外に渡航した女性が、現地の捜査当局の調べを受けたり客から暴行や脅迫を受けたりするケースが相次いでいるとして